はじめに
隣の芝生は青い って言葉がありますよね。社会人3年目になりまして自分はこの言葉が仕事中ずっと頭をよぎります。 『自分、3年目はこんなこと考えてたのか』というのをメモしておくことを目的にまとめていこうと思います。
目次
- 前提情報(執筆当時の私の環境)
- 仕事中に顕著になること(行動や思考)
- 直近や今後
- まとめ
前提情報
- 中小IT企業勤務
- 社会人3年目
- 同じプロジェクトに2年ほどいる
- 基本的にプロジェクトを転々とすることが会社では多い
仕事で顕著に感じるようになってること
1. 自分って「同じこと繰り返してるだけでは?」と疑問を持つ
受託あるあるかもしれませんが、基本的にはお客様が優勢で「言われたものを作る」という感じです。作るものが違えどそこに自分の考えとかはなかったりします。「自分はいつまで言われたもの作れば良いんだ... 機能提案とかしたい!」と思います
2. 周りのやってる仕事が楽しそうに思えてくる / 周りと比べてしまう
これが一番精神的にきました。自分の仕事が楽しくないと周りと比べ始めます。 「〇〇さんのところ楽しそうだなぁ...」とか思います。
自社サービスと受託を両方やってる会社だと温度感の差とかあります。もちろん案件によりけりですが、受託だと本番データだけが見れなかったり機能の背景やどんな結果を望まれてるのかなど教えてもらえないことがあります。 「自分から聞きに行かないと自分が納得感持って開発できない」という感じです。積極的に聞きに行くこともしますが、目の前の開発もあり後回しにしてしまいがちです。これは良くないのでやめましょう
3. 単純に飽きた
同じ案件にずっといると正直飽きます 「またか...」 というのが多いです。長い間ひとつのサービスに関わることで感じることは自社と受託で違うのでしょうか?ここはまだわからないのではっきり言えません
受託開発でも飽きないようにするにはどうすれば良いのか考えていきたいです
直近や今後について
1. 案件の掛け持ちで少しは飽きが解消された
私は運が良く、最近は1つの案件を掛け持ちするようになりました。 1つは実装と保守、もうひとつは設計とやってることが違うので飽きは以前よりなくなりました。ただ案件の掛け持ちをするときバランス取るのが難しくどっちかに偏ってしまうのが現実です。この解消が次の課題です
2. 他の案件に移動しやすくできる仕組みや実装の幅を増やしていきたい
これは願望です。自分みたいに仕事が面白く感じなくなってしまう人を減らしたいですね。 メンバーが固定返されないようにプロジェクトに入る新メンバーに情報を伝承や引き継ぎを積極的に行ったり、元々サーバーサイドのコードばかり書いていたのを違う領域の担当も初めてみました。
2-1. 新メンバーへの引き継ぎ
仕事の割り振りや自分がプロジェクトにおいて単一障害地点にならないようにしています 自分が慣れてる業務は時間をかけてもらっても良いので違う人にやってもらっています。もちろんやってもらう業務に関しては事前にマニュアルを自分が作成します。自分が明日プロジェクトからいなくなってもプロジェクトが回ること を実現したいですね。1人が頑張り続けるのは辛いですよね。引き継ぎも急に一気にやるの辛いですよね
2-2. 新しい技術領域への挑戦
主にインフラの操作、フロントエンドの実装、リーダーっぽい振る舞いです
インフラはクラウドなのでクラウド周りの設定やアップデートの保守をしながら知識を得るようにしてます。1年目に比べたらだいぶ理解できるようになってきたので楽しいです。IaCも経験し、コードでできることの幅が広いという衝撃を受けました インフラの知識が身についたか確認するため資格取得もしました
フロントエンドの実装は文言変更などの簡単なところからはじめました。土日に趣味で書いてるコードや興味あって触ってたチュートリアルの知識が仕事に活きるようになって楽しいです
リーダーっぽいことをすると自ずとプロジェクト管理みたいなことが気になります。着手する実装の優先度確認や先方とのやり取りは開発とはまた違う楽しさがあります。勉強も兼ねてIPAのPM試験勉強をしています
まとめ
自分のプロジェクトは非常に地味でいまだに隣の芝生はまだ青く感じます。ただ今の環境でもできることがありそうなので目の前のこと頑張っていきます。 「今日をがんばり始めた者にのみ明日が来るんだよ」 とハンチョウ(漫画カイジのキャラ)が言ってましたよね