はじめに
ぜんぜんネガティブな話題じゃないです 「人はそれぞれのペースで学べば良いし、それが一番だな。」とか「無理強いは良くないね」という話です
結論
- 輪読会は努力しないと長く続かない
- 会にしなくても勉強はできる
- 結局学習は自分のペースでやるのが一番良い... だろう
- わざわざ集めるのではなく、垂れ流して誰かに反応されるのを待った方が楽
輪読会をやっていたんです
元々、社内で輪読会をやる文化がありました。私は入社してからできる限り参加してました。 普段お仕事をご一緒できない方とも技術についてお話しできてとても幸せな空間でした
そんなある日、プロジェクトの繁忙期が一斉にやってきて輪読会の参加者が減りました。そして最終的に休止にまでなりました
会を無くしたくないので引き継いでみた
輪読会がなくなるという話を聞いた当時の私は「このままでは自分の好奇心を社内で満たすことができなかくなってしまう」とか思ったんです そして「もっと気軽に学習を」を目指し、自由度を高めた輪読会に変化させてみました。
具体的には
- 毎週1回開催 → 毎週開催じゃなくても良い
- 勤務時間内 → 勤務時間外でも良い。やりたい人だけ参加する(勤務外なのでオフィスではしない)
正直ガバガバすぎるんじゃないかと思うくらいゆるくしました
新輪読会をして...
最初はうまくいきましたね。 勤務外なんで仕事とか関係ないです。お酒飲みながら読んだ本の内容について話したりしました(本の中身が入っているのかは一旦おいといて...)
めちゃくちゃゆっくりですが、本読んで意見を言い合ったりお互いの持ってる知識の共有、質問して理解度を深めるというのが気軽にできるようになった気がしました。
でもやめた
やめました。無理をして継続してみたのですが、続けることに意味を感じなくなってきたのです。やめた大きな理由を下記にいくつか
1. そもそも実務が大事。プライベートも大事
9割の理由はコレ 実務で一杯一杯の人はみんなでワイワイ勉強とかしてる暇ないです。また、人間は仕事だけして生きてるわけじゃないので私用を優先することもあります。私用があることは良いことです。
2. 義務感がどうしても残る
勉強会のために〜とかなってしまう。勉強会あるから読まないと!という思考になると義務感で辛いです。 社会人にとって貴重な睡眠時間を削ってまで読むみたいなこともしてたので健全じゃないなぁと思いました
輪読会を振り返って
わざわざ会にしなくて良くない?
やりたい人が勝手にやれば良いと思う。周りを意識しなくて良い。 会にしようとするから人を集めないと行けなくなるし、参加者が減ったら焦るんだと思います。
好きな人が勝手にやれば良くない?
輪読会に参加してない方だって勉強してます。個別にしてます。なのでそれで良いです。わざわざ集まる必要はない
社内で勉強会を開こうとしてる方へ
始めるのは簡単です。参加者も最初は多いでしょう。ただ継続するのは難しいです。継続するための策はいくつか持っておくことをオススメいたします
これなら続くかも
月一のLT会
結構良いそうです。1人5分~10分くらいが良いですね。
LT会をやるときはテーマを決めたほうが良いです。テーマがないと「この話をして良いのだろうか... 」とか「何を話せば...」のように不安を煽ってしまい、参加者が集まりません。というか集まりずらいです。話す方も聞く方も"〇〇の話"という共通認識を持てるので盛り上がりやすいというおまけも付いてきます。
1人輪読会
自学自習ですね 自分で読みたい本決めて読みます。読んだ本の感想を社内のツールやらslackで発表すれば終わりです。 自分は読みたい本を読めるし、自分のペースで読めます。さらに文章に書き起こすことで自分の理解度を測ることもできます。
勉強会をしなくても
輪読会の経験を経て自分がしてることをいくつか挙げます。やってみた手応えも少しお伝えいたします
timesチャンネル
slackにtimesチャンネル作って最近気になってることを呟いたりや興味ある記事の投稿をしてます。 チャンネル参加者が気になった発言や記事に反応してくれたりするのでその時に議論できたりします。
slackなので超気軽なのも良いです。オープンチャンネルにして誰でも入ってこれるようにしてます。timesなんて1人でも始められます
まとめ
勉強会を継続するのは難しいです。 最初はどうしてもテンション上がってやりすぎちゃいますが、運営はマラソンです。システム開発でもありますが、MVPで良いです。ゆるくいきましょ